una先生

こんにちは。

寝る前に、kanaと意見の食い違いがあり、kanaはプンプン。
ジンベエもプンプン。

せっかく一緒に寝ようと思ったのに、布団の隅っこで布団をかぶったまま出てこないkanaを見て、寂しさ紛れに

「kanaとママのあいだに深い溝ができたねっ。」

と言うとkanaは

「違うよ！ママとの間には肉まんができたんだよっ」

・・・肉まん

なんだよ、肉まんって。いま流行りなの？なに？訳が分からないの私だけ？
とちょっと動揺しつつも、知らなかったら負けになると思い、

そ、そうだね
肉まんができたねっ

と、答えたら
「何言ってるのママ。わけわかんない。」

・・・。

こ、こ、このやろぉ・・・。
kanaが、あなたが先にふっかけたんじゃんっ。
ジンベエはそれに乗ってやったんじゃんっ。
なのに、なに、そのひどい仕打ち・・・。

子どもの気持ちがまだまだ読めないジンベエ。

修業が足りませんな。

前置きが長くなりましたが（いつものことですが）、最近のunaさんは
先生ごっこ
が大好き。

紙と鉛筆よこしな

と、ジェスチャーで伝えてくれるので、渡すといそいそとテーブルへ。
最近ではそれだけではなく、kana用に使っているスタンプもこっそり持っていく。

ま、減るもんじゃないからいいでしょう。と知らないふりをしていると、またこっそり何かを持っていく。
それは

電卓

もちろん、使いこなすなんてことはできないのだが、ちらりと横目で見ていると、上手に鉛筆を持った右手でパチパチと打っている。

なんだ、意外と上手じゃないか。

感心してみていると、電卓をたたいた後に、紙に何かを書き込む真似。
そして、最後にスタンプをポン。

ふぅ、なんてため息ついちゃって、
あたい、仕事してる感満載のその姿にプププと笑いをこらえていると突然、

「まあま」
とジンベエを呼ぶ。

やべえ、笑ってたのばれちまったか？と真顔で
「なんだい？」
と、答えると、思い切り首を横にブンブンと振られる。

そしてまた「まぁま」と。

あ、あれ・・・・。なんだろ？
何を要求してるんだろ？？

と、戸惑っていると、unaが言うには

「まぁま」「あい」
（訳：ままと呼ばれたら、右手上げて返事すんだよ）

とのこと。
ああ、返事するのね。（しかも右手上げなくちゃだめなのね＾＾；）
やっと理解できたので、仕切り直し。

「まぁま」

「はいっ」（右手ビシッ）

すると、unaも「あい」と返事をすると、また紙にカキカキ。

どうやら、unaは先生で出席をとっているらしいのです。

おおー、これはかわいいじゃないか。いわゆる先生ごっこってやつだね。
なんて感心してい見ていました。

しかし、una先生、ママだけでなく家族みんなの出席もとらないと気がすまないようで、kana、パパン、そして普段は同じ家にはいない、じいじやばあばの出席も取るから、

さあ、大変。

それも一度や二度だけでは終わらないので、みんな強制的に返事をさせられ、きちんと手を上げなければ怒られます。
しかも、いないじいじやばあばも代役もこなさなければいけないので、この先生ごっこが終わるまでは、ジンベエは一人3役をこなさなけれいけない。

おいおい、どこの教室見たって、こんなにジジババいないぜ。

と思いつつも、とりあえずはuna気が済むまではこなさなければいけないので、kanaもみるともうぐったりしてる。

una先生のクラス、出席が20人くらいになると気が済むらしい。

先生も大変だとは思いますが、
先生、生徒も大変っすよ。
もう少し、生徒を減らしてもいいんじゃ・・・・。

と、今度勇気があったらunaに伝えてみようとも思います。

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