さて、退職の決意は固まりました。
次はその決意を伝えなければいけません。
ジンベエはどうしたか、実際の経験も交えながらお伝えしていきます。
伝えるタイミング
ジンベエの場合、サービス業でもあったことから繁忙期は避けなければならないと考えていました。これはどんな企業にお勤めであっても重要なことです。
退職する時期は一般的には12月と3月が多いようです。これは年末、年度末などの引継ぎのタイミングがスムーズにいくことからのようですね。
そして、伝えるタイミングとしては退職する日の1~3ヶ月前が一般的となっています。こちらも、あまりに迫ってから伝えると引継ぎや、人材の確保などに時間を要しますのでNG。
余裕をもって引継ぎができるタイミングを見てください。
また、会社の就業規則などで退社の意志表示の時期が決まっていることもあります。一度自分の会社の就業規則には必ず目を通しておきましょう。
ジンベエの場合、比較的仕事が落ち着く3月に退職日のめどをつけていましたので、上司に伝えるには年末の繁忙期(サービス業のため、年末は忙しい)を過ぎた1月に伝えました。
同僚へは辞めたい意志がある、ということをさらりと言うだけで、この時点では具体的なことは伝えませんでした。
上司への伝え方
退職を決めた場合、伝えるのは誰が一番最初でしょうか。
それは、直属の上司です。
社長でも、同僚でもありません。社長から直属の上司へ話が下りてくる場合も、同僚から直属の上司へ話が行く場合も、どちらも「自分が飛ばされた」気分になります。社長へも、同僚へも上司が報告すればいいのです。
でも、同僚にしてみれば「なんで一言言ってくれないの?」と思う人もいるでしょう。
ジンベエもほかの同僚が辞める、という話を上司から聞いた時そう思わなかったと言えばうそになります。
「水臭いじゃん!」と怒られるのも嫌だったので、だからあえて「辞めようと思っているんだよね」ぐらいの話はさりげない会話の中でするようにしていました。
まったく黙っていたわけではないので、上司から同僚へ報告があっても「やっぱりそうなんだ」と納得してくれた人は多かったです。
伝え方は、直接口頭でしました。
「ちょっとお時間ありますか?」
と声をかけて、応接室に入れてもらいました。
退職の理由
ジンベエの場合は、前にも書いた通りですが
やはり、個人的な理由で伝えるのがベストだと思います。
仕事内容や、人間関係だったとしてもそれを伝えたときに
「よし!改善するから」
と引き留められる可能性もあるのです。改善するまでは?どうするの?辛いままなの?
と自分に疑問を残したまま勤め続けるとこにもなりかねません。
現代では家族の介護、という方も多いようです。
我が家も、障がい児がいるということが大きな糸口になりました。もちろん仕事の不満は言いません。
ここで上司に伝えても、すぐには何も変わらないということが分かっていましたからね。
「ほかのことで自分の可能性を確かめたい」
「違う分野に興味を持っている。やってみたい」
こんな感じの理由であれば、角が立たずに相手も納得してくれる可能性は大きいです。
まとめ
後を濁さずに退職するにはやはり計画的に行わなければ、周りにも迷惑をかけます。
用意周到で、あくまでも
「お世話になったけれども」
という態度で伝えれば、相手も嫌な気持ちにはならないと思います。
とりあえず、上司に伝えれば退職へのカウントダウンは始まりです。
退職の意志がかたまったならば、タイミングをみて実行へ移していくようにしましょう。
さて、次は同僚への報告、引継ぎについてのお話が書ければいいなと思っています。
コメント