こんにちは。
unaが小学4年生にてbig girlと化したため、
お洋服のサイズが段々私に近づいてきました。
ジンベエもスリムではないため、大きめを着るのですが
最近、「unaと共有できるのでは?」ということに
気が付き、コソコソとネットで買った洋服をパパンに見つかるたび
「こ、これはunaのだから」
という虚偽の報告が増えてきたジンベエパンです。
unaの障がいの説明
unaは体幹機能障がいです。
体幹機能障がいいうのは、わかりやすく言うと歩く、座る
などの動作が困難なことです。
(これ、ものすごくざっくりです)
unaは特に体のバランスが悪く、退院した時は、
自分で座ることもできませんでした。
布団を三つ折りにして、背もたれにし、両脇にも布団を重ね
横に倒れないようにしていたものです。
もともと歩くのが遅かったので、やっと歩けるようになったぜ
と思った矢先にまた、ゼロからスタート、みたいな感じになりましたね。
バランスが悪い、ということはジンベエにとってもヒヤヒヤものでした。
立っていても倒れる、歩けば転ぶの連続だったので、
動き回りたい盛りのunaと一緒にいるときは、片時も目を離すことが
できなかったのです。
もう、勘弁してください…。
と思うときには、おんぶひもでunaを背負いながら
夕飯の支度をしていました。
保護帽の必要
ある冬の日のことです。
ばあばの家に家族で遊びに行き、帰りにたくさんおにぎりをもらって
帰ってきました。
パパンがまだ乳飲み子のkanaを抱き、ジンベエもunaを抱いて玄関に向かいました。
玄関の上がり口にunaを置くと、unaは前の扉の取っ手を右手で持ったんですよ。
その瞬間!!!
unaの体はくるりと右後ろ側にひねりを加えながら倒れて行きました。
な、な、な、なんと!!!!!!!
もちろん、unaは大泣き。ジンベエもびっくり。
急いで抱き起して部屋の中へ行きました。
「どこ痛かったん??」
とあせりながらこぶたんを探すと、手には血ぃが。
血ぃがあとからあとから出てくるではあーりませんか!
「ぎゃああああああ、ぱぱぱぱぱぱぱぱさーん」
驚いたパパン。ジンベエとunaの様子を見ると、
「はい、止血する。タオルかガーゼを持ってきて!」
「はいぃぃぃ。」
「救急車呼ぶよ。パパンが救急隊誘導するから。
保険証はどこですか。」
「は、はいぃぃぃぃ。そのかばんの中に・・・」
動揺して、痛がるunaをブンブン振り回してしまう勢いのジンベエに
対して、ものすご冷静、沈着なパパン。
そんなパパンはキビキビといろいろこなしていきます。
結局、救急車で病院へ行き、レントゲンを撮るも異常なし。
でも、傷が大きかったので、7針も縫うことに・・・(涙)
処置室から聞こえてくるunaの雄たけびは今でも忘れることができません。
すべて処置も終わり、診察室に改めて呼ばれると、看護師さんが
「お母様も大変だったわね。さ、それ脱いでこの中に入れてください。」
と、一枚のごみ袋を渡してくれました。
なんだ?
と思って自分を見たらベストが血で真っ赤っか。
wao
す、すみません・・・とベストを脱ぎ脱ぎしながら
ここで初めてunaさんがとってもおおきなケガをしたということを
再認識。
体の力が抜けたのと、看護師さんの優しい言葉に
ジンベエ、不覚にも涙がこぼれました。
そこで、ジンベエは気が付いたのです。
unaの頭を守らなアカーン!
今まではunaが倒れないように、転ばないようにと
気を使っていましたが、やはり転んでしまうのです。
その、転んだ時にけがをしない対処を考えなければあかん、
と思ったんですな。
そして、保育園に相談すると、
「保護帽」なるものがあると初めて知ったのです。
【後半へ続く!!】
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