このサイトはアフィリエイト広告を利用しています。

先生が呼んでます

スポンサーリンク
日記

こんにちは。
最近話題のサッカーのワールドカップをkanaも気にしているようで、
ニュースなどでダイジェストを見ています。

リアルタイムでは、子どもはおネムの時間なので見られず、見られても早く始まった時の前半戦ぐらい。

それでも、学校でも話題になっているようでついに

kana
日本代表のユニフォームがほしい

と言い出した。
サッカーもしたことないのに、なんだよ、ミーハーだな。
と思いつつも、あまりにも懇願するので、Amazonでやっすいやつを購入。

そして、届いたやつは・・・

 

あまりにもチープでした。
とどめは、日本代表のワッペンがついておらず、こ、これは・・・と思っていたらどうやらアイロンでつけるであろう

アップリケ

状態でのお届け。
本物が来た!と喜んでいる本人にはやっすいレプリカとは言い出せずにいると、やはりkanaもちょっとおかしいことに気づく。

kana
ワッペンってこれなの?アイロンでつけるの?
と、アップリケを持つkana。

ジンベエ
そうだよー。日本の選手もみんなアイロンでつけてるんだよ、きっと
kana
ふーん
日本の選手、ごめんなさい。アイロンでつけているわけなんかないのに、小学2年生の夢を壊したくなかっただけなんです。
いつか気づいてくれる日がきたら、ちゃんと本当のことを話します。


 職員室に来てください

昨日も、仕事が終わり、その足で学童へ向かいました。
kanaの学童は学校の中にあります。
いつものようにドアを開けて
「こんばんはー」
と入っていくと、神妙な面持ちの指導員さん。

「ジンベエさん。先生から職員室に来てくださいって、伝言があったんですけど。」

職員室に来てください?

これって、あれですか、呼び出しのパターンじゃないですか。絶対いいことじゃないよ。
わかるよ、ジンベエだって・・・。
そばにkanaがいたので、ちらっと見てから

「心当たりは?」と聞くと
プルプルと首を横に振ってる。

 

とにかく、早く帰宅しないとunaがデイサービスから戻ってくるので時間がないわ!
と職員室まで走っていきました。

何があったんですか

来校者入り口まで来てから、インターホンを押すと、すぐに担任の先生が来ました。

お忙しい時にすみません、だのなんだの話を聞いてみると、まとめると

  • クラスの男の子と一緒に本を読んでいた
  • その本の内容は車のレースの内容で、どっちの車が速いか、で口論
  • kanaが選んだ方が速かったことに気づいた相手が逆ギレしてkanaの顔をひっかく、ひっぱる
  • kanaも負けじと引っ張る

その後段々エスカレートし、椅子を持ち上げる、机を持ち上げるなどし始めたので、クラスの子が

「これはやべえぞ」

と先生を呼びに行った。

という感じでした。

ありゃー、これは大変なことになったんだわ、先生に怒られるわー
と、すみませ・・・と頭を下げようとしたら

「私はkanaさんに、あなたは悪くないと言ってあります。」と。

へ?と思っていると
相手は、ちょっとわがままや、暴力的なところがあり、注意していた子なんです。
今回は、kanaさんが手を出されたからやり返した、とクラスのみんなも言っていたので、悪くないと伝えた、と。

確かに、先日の授業参観の時、一人だけ担任の先生じゃない先生がつきっきりの子がいたなぁ。
その子は、授業中立ち歩き、他の子にちょっかいを出したり、乱暴な言葉遣いだったり。

・・・そいつとやりあったのか、あいつは。

「なので、お母さんも責めずにkanaさんの話を聞いてあげてください。もしかしたら、まだ心には傷がのこっているかもしれませんから・・・。」


それでも、すみませんでしたと頭を下げ、相手のお子様は傷ついていないかの確認をしてから、帰宅することなりまして、帰りの車の中で、ちらっと話してみることにしました。

ジンベエ
なに、今日、ケンカしたんだって?
kana
うん

ちょっと頬を膨らませているkana。
そして、ジンベエはkanaに次のことをお話しました。

  • 先生は悪くないって言ってたよ。先生もわかってくれていた。
  • やられたら、やり返したい気持ちはわかるが暴力はいつでも、なんでもダメ
  • やられっぱなしになることはない、そういう時は逃げる。それは弱いことじゃない。

ここまで話した時に、kanaがぱっと顔を輝かせて言ったのです。

ママ、先生が

負けるが勝ち

って言ってたよ!

 

あ、これは逃げるが勝ちだ

 

おお~先生ナイスです。そうです、ジンベエもそれを伝えたかったのです。
三十六計逃げるに如かず
なんですよ。

その後は、帰宅後も普段通り何事もなかったのようにyoutubeを見ていたので、本当に気にはしていない様子。
いつもだったら翌日
「学校に行きたくない」
とか、言い出してたのに。

 

男の子なんだから、ケンカの一つや二つは必ず通る道。
でも、ケンカに強いヤツが、強い人間ではない。

kanaがそれに気が付いてくれれば、ケンカもしなくなるだろうな。
でも、アップリケの真実にはまだまだ気が付かなくていいからね、と心の中でつぶやいたジンベエでした。

にほんブログ村 子育てブログ 障がい児の兄弟・姉妹へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました