こんにちは。
最近話題のサッカーのワールドカップをkanaも気にしているようで、
ニュースなどでダイジェストを見ています。
リアルタイムでは、子どもはおネムの時間なので見られず、見られても早く始まった時の前半戦ぐらい。
それでも、学校でも話題になっているようでついに
と言い出した。
サッカーもしたことないのに、なんだよ、ミーハーだな。
と思いつつも、あまりにも懇願するので、Amazonでやっすいやつを購入。
そして、届いたやつは・・・
あまりにもチープでした。
とどめは、日本代表のワッペンがついておらず、こ、これは・・・と思っていたらどうやらアイロンでつけるであろう
アップリケ
状態でのお届け。
本物が来た!と喜んでいる本人にはやっすいレプリカとは言い出せずにいると、やはりkanaもちょっとおかしいことに気づく。
いつか気づいてくれる日がきたら、ちゃんと本当のことを話します。
職員室に来てください
昨日も、仕事が終わり、その足で学童へ向かいました。
kanaの学童は学校の中にあります。
いつものようにドアを開けて
「こんばんはー」
と入っていくと、神妙な面持ちの指導員さん。
「ジンベエさん。先生から職員室に来てくださいって、伝言があったんですけど。」
職員室に来てください?
これって、あれですか、呼び出しのパターンじゃないですか。絶対いいことじゃないよ。
わかるよ、ジンベエだって・・・。
そばにkanaがいたので、ちらっと見てから
「心当たりは?」と聞くと
プルプルと首を横に振ってる。
とにかく、早く帰宅しないとunaがデイサービスから戻ってくるので時間がないわ!
と職員室まで走っていきました。
何があったんですか
来校者入り口まで来てから、インターホンを押すと、すぐに担任の先生が来ました。
お忙しい時にすみません、だのなんだの話を聞いてみると、まとめると
- クラスの男の子と一緒に本を読んでいた
- その本の内容は車のレースの内容で、どっちの車が速いか、で口論
- kanaが選んだ方が速かったことに気づいた相手が逆ギレしてkanaの顔をひっかく、ひっぱる
- kanaも負けじと引っ張る
その後段々エスカレートし、椅子を持ち上げる、机を持ち上げるなどし始めたので、クラスの子が
「これはやべえぞ」
と先生を呼びに行った。
という感じでした。
ありゃー、これは大変なことになったんだわ、先生に怒られるわー
と、すみませ・・・と頭を下げようとしたら
「私はkanaさんに、あなたは悪くないと言ってあります。」と。
へ?と思っていると
相手は、ちょっとわがままや、暴力的なところがあり、注意していた子なんです。
今回は、kanaさんが手を出されたからやり返した、とクラスのみんなも言っていたので、悪くないと伝えた、と。
確かに、先日の授業参観の時、一人だけ担任の先生じゃない先生がつきっきりの子がいたなぁ。
その子は、授業中立ち歩き、他の子にちょっかいを出したり、乱暴な言葉遣いだったり。
・・・そいつとやりあったのか、あいつは。
「なので、お母さんも責めずにkanaさんの話を聞いてあげてください。もしかしたら、まだ心には傷がのこっているかもしれませんから・・・。」
それでも、すみませんでしたと頭を下げ、相手のお子様は傷ついていないかの確認をしてから、帰宅することなりまして、帰りの車の中で、ちらっと話してみることにしました。
ちょっと頬を膨らませているkana。
そして、ジンベエはkanaに次のことをお話しました。
- 先生は悪くないって言ってたよ。先生もわかってくれていた。
- やられたら、やり返したい気持ちはわかるが暴力はいつでも、なんでもダメ
- やられっぱなしになることはない、そういう時は逃げる。それは弱いことじゃない。
ここまで話した時に、kanaがぱっと顔を輝かせて言ったのです。
ママ、先生が
負けるが勝ち
って言ってたよ!

あ、これは逃げるが勝ちだ
おお~先生ナイスです。そうです、ジンベエもそれを伝えたかったのです。
三十六計逃げるに如かず
なんですよ。
その後は、帰宅後も普段通り何事もなかったのようにyoutubeを見ていたので、本当に気にはしていない様子。
いつもだったら翌日
「学校に行きたくない」
とか、言い出してたのに。
男の子なんだから、ケンカの一つや二つは必ず通る道。
でも、ケンカに強いヤツが、強い人間ではない。
kanaがそれに気が付いてくれれば、ケンカもしなくなるだろうな。
でも、アップリケの真実にはまだまだ気が付かなくていいからね、と心の中でつぶやいたジンベエでした。
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