先日、めでたくパパさんの誕生日でした。
何日も前から「なんかしてやろ」とひそかに予定を組んでいたパパさん抜きのジンベエ家。
しかし、直前にならないと動かないのもジンベエ家。
結局気が付いたら、誕生日当日に・・・。
あわわ・・・、これはいかんということで、もう当日にパパさんに聞くことにしました。
「今日は、パパさんの誕生日です。
何がしたい?何が欲しい?。」
(え?今聞く?というパパンの心の叫びが聞こえましたがそこはスルー)
さあ、今決めないと何もせんぞ、と言わんばかりの迫力に、パパン一生懸命考える。
は?
↑これ??
突然の告白に一瞬たじろいだジンベエだが、思い立ったら行動せずにはいられないパパン。
「よぉーし。アジフライを食べに伊豆へゴーだ!」
ともうパジャマを脱いでいる。
と、いうことで急遽(ほとんど思いつき)で、伊豆へ行くことになりました。
熱海峠を下って伊豆スカイライン
ジンベエの住んでいるところからは、伊豆に向かうのにこのルートか、海を攻めるかどちらかですが、海は混雑することが多いので、山を攻めていくことに。
その道中で、みんなお腹がすいてきたことに気が付く。
「なんか食べたいー。お腹すいたー」
と叫びだすuna&kana。
こんな山道で困ったもんだ、と思っていたら、パパンが
「この辺に峠の茶屋ってあるんだよね?」と。
トーゲノチャヤ?お茶屋なんかじゃ腹は満たされねえぜ、と不満顔を全面的に押し出してみたが、なぜかパパンはちょっとご機嫌そう。
むむ、これは何か臭うぞと思っていたら。
看板が出てきた!
とろゝめし!? とろゝそば!?
こりゃ、なんかくすぐられるメニューぢゃないですか!
ということで、さっそく入ってみることにしました。
駐車場に車を止めて入ると、趣のある茅葺屋根の建物。
わぁーすげー!
って入ろうとすると看板が・・・
「本日の営業は奥のお店でやっています」
はい。せっかちになってはいかんです。そのまま、奥へ進みます。
途中、水車小屋が。
現役で働いている水車小屋らしく、イメージとしては水車がガラガラ回っているものかと思いきや、上部に水がたまると一気にぎゅわーと回る感じ。
水がたまるまで、しばらく眺めるジンベエ一家。
さらに奥に行くと入り口が。
忍者屋敷みたいな小さな入り口。
ここを入ると広い土間、そして板の間の上り口。
その奥には囲炉裏も。
ここで、席が空くのを待ちますが、こんな雰囲気なら待つのも苦じゃないですな。
おススメはやはりとろろめし。
麦ごはんに自然薯をすったものが付いてくるのがとろろ飯。ご飯にのっかってくるのがとろろ丼です。
この日は、もうとろろがほとんどない!ということだったので、いっそいでとろろ丼をパパンがご注文。
これで1,134円也。
unaはざるそば。kanaはそばめし。ジンベエは月見そばを注文。
お蕎麦の出汁は思ったより優しい味わい。なんだか懐かしい感じがする味でした。
そして、何よりも従業員のお母さんたちがものすごくいい人。
いい人アンテナをunaはもっているので、unaがタッチをしたがる人(例えそれが初めて会う人でも)はみーんないい人。
この日も、unaはお母さんを一目見るとタッチをしたがり、握手をしたがり(忙しいのに、笑顔で対応してくださいました。ありがとう!)、引き離すのに一苦労なところもありましたが、
おいしい食事と、古い建物なのに新しい感覚。そして、いい人たちに囲まれて、それはそれはとても素敵な時間を過ごしました。
静岡県伊豆市冷川1800
TEL (0558)83-0229
夜間 (0558)83-1164営業日はHPにカレンダーがのっていますが、急遽休業もあるようです。
行かれる際には、当日電話などで確認してから行ったほうがいいですよ。峠の茶屋 HP
あれ、アジフライは?
その後、結局伊豆方面へ向かい、パパンが食べたいと言っていたアジフライを探したのですが
アジフライを出してくれる店を探せず
結局、
「峠の茶屋、おいしかったねー」
ということで、帰宅してしまいました。
ドライブがてらに寄るにはちょうどいいし、よかった。よかった。なんて帰ってきたのですが、
いかん、パパンの誕生日だったやんけ・・・
と気が付いたので、帰り道ケーキを買って帰りましたよ。
ちゃんとお祝いしました。
次は、おいしいアジフライのご報告ができるといいねパパン!
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