みなさんこんにちは。
養護学校に通う女の子、unaと市立の小学校に通う弟、kanaの二児の母、ジンベエパンです。
このサイト、「unatokanato」で二人の日常などを書いています。
その日は朝からunaの様子がいつもと違いました。
目が覚めてから泣き出すuna。
unaの体調が悪く、熱が出る前などは決まって朝から泣きます。
当日も、体調が悪いのかと思い、すぐにパパさんに体温を測ってもらいました。
「36.6度だよ。」
へ?
熱がないのに、泣いている。
これはどうしたことか・・・。
その時から、少し私の胸の中によぎるものはあったのです。
その日は、unaの療育手帳の再判定の日(後日詳細アップしますね)だったので、二人で車に乗って児童相談所までいきました。
車の中では、久しぶりに助手席に座れてご機嫌。
「おりこうさんで座っていてね」なんて声をかけると
「あい」
とちゃんとおりこうさんにしていました。
判定が終わった後は、そのまま学校に向かうことになっていました。
教室へ向かう途中の廊下で担任の先生に会ったので、そのまま引き渡そうとすると、
すっとunaが私の後ろへ隠れたのです。
おや?
先生が「教室へ向かおう。」と声をかけても「いや」と拒否。
・・・今まではこんなことはありませんでした。
先生に会うと嬉しそうに手を振って近づき、すすんで教室へ入っていたのです。
そんなunaなのに、今日に限って
「ほら、いっておいで」と私が促すと、なんと
泣き出してしまったのです。
それもかなり本気。
おやおや?
と思いつつさらに促すも、unaはスイッチが入ったように号泣しだしたのです。
うわぁぁぁぁぁ!
まぁぁぁまぁぁぁぁ!
先生が「お母さんはもう行ってください。」とアイコンタクトをしてきたので、私は後ろ髪を思いっきりひかれながらも、後ろを振り向かずに学校を出ました。
駐車場について、車に乗ろうとした時も、学校中にまだunaの
まあぁぁぁぁぁまぁぁぁぁ!!
が響いています。
私はこんなunaの声は、まだunaが幼いころ入院していた病院で、私が帰宅する時に聞いた以来です。
あの時も、病棟のエレベータホールまで私を求める泣き声が響き、私も泣きながらエレベーターに乗っていたものでした。
それと同じ泣き声が今、ここで聞こえてくるなんで、なんだか胸が痛くて痛くて、帰宅しても私も食事をとることができませんでした。
どうしたんだろう。
体調がよくないのかしら?
でも、気になって何度も体温を測るけれど熱はなかった。
食欲もいつもと変わらずあった。
ご機嫌に笑う時もあったし、普段と変わらないように思えた。
それなのに、あんな号泣するなんて。
結局、その日は心配だったので放ディを休ませて、スクールバスに乗っての帰宅に変えることにしました。
あんなに、ママ、ママと泣いていたunaを放ディに行かせる気分には到底なれなかったのです。
そんなunaの様子を思い返しながら、unaが今何を抱えているのか考えてみることにしたのです。
そこには思い当たる点が少しありました。
次回に続きます。
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