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今ここにある、という感覚

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障がい児

みなさんこんにちは。
養護学校に通う女の子、unaと市立の小学校に通う弟、kanaの二児の母、ジンベエパンです。
このサイト、「unatokanato」で二人の日常などを書いています。

 

時々unaが学校から持ち帰る学校通信には、私の知らないunaの様子、障がいを持っている子どもたちの様子について、なるほど、と思えるお話がたびたび掲載されています。

特に、私のような他の人と交わるのが苦手な場合、特に他のお子様の様子はどんなものかなかなかうかがう機会もなく、

こんな時はどうしたらいいんだ?

と一人で悶々としてしまうことが多いのです。

 

そんな時、その学校通信にはさらりと

こんなこと、してみてはいかがです?

と普段unaと関わるのになかなかいいお話が載っていたりするのです。

 

今回も、ちょっと使えるなと思う内容でしたので、みなさんにもご紹介したいと思います。

 



養護学校に通う子どもたちは、感覚になんらかの特性を持っている子がたくさんいます。

 

触れている感覚や、重力にさからって体を支えている感覚、無意識に動いている筋肉の伸び縮みを感じ取る間隔などを上手にとらえられない子どもたちも多くいます。

 

そんな時、子どもたちは

自分の体が今ここにある

という感覚を受け取りにくくなるのだそうです。

 

そうなってしまうと、自分の体の不安定さに不安を感じ、体を意味なく揺らし続けたり、何かを強く叩く・・・といった行動をおこす子どもたちがいます。

 

そんなとき、そんな不安を軽減する方法として、人間をダメにするクッション・・・・要は大きなビーズクッションに体をうずめ、重いブランケットをかけてやると、とてもリラックスしてうっとりするといいます。

 

ビーズクッションに沈む身体と、重いブランケットにより「自分の体が今ここにある」という感覚をまさに自分自身で感じることができ、安心感を得ることができるのだとか。

 

もう一つ、安心感を得る方法として、ヨガマットを使う方法です。

ヨガマットを体に密着させてぐるぐる巻き(締め付け過ぎないように!!)そのぴったりとした感覚で

自分の体が今ここにある

といことを感じられるのだそうです。

また、その後にゴロゴロしながら巻いたヨガマットをほどいていくことで、これまでかかっていた圧力がほどけていく感覚も味わうことができます。

この活動を行うことで、すこし落ち着きがなくなっていた子どもたちも、少しずつ落ち着きを取り戻していくことができたそうですよ。

 

ヨガマットをお持ちのご家庭なら、これだったら遊びながらでもできますよね。

ヨガマットを持っていない場合は、お布団でもできるそうです。その際には、くれぐれも窒息などしないように十分気を付けて行ってください。

シーツでもできます。
シーツだと薄いので、ただまきまきしただけでは体との密着感を感じにくいので、両端を二人でもち、左右にゆっくり揺らすのです。

 

シーツにくるまれている安心感と、揺れるここちよさで、子どもたちもとても気持ちがよくうっとりと体を預けられるそうです。

 



このように、体に密着する、それが開放するという方法を行うことで、子どもたちの不安からくる敏感さが軽減されるといいます。

 

子どもたちは私たちが思っているより、かなり敏感です。
そして、敏感がゆえに不安を感じてしまうのです。

そして、感覚が敏感になると、それが攻撃性に変わっていくこともあります。

 

本人だってどうしていいのかわからないのです。

大人だって、不安な時には何かに優しく包まれるとほっとしますよね。

 

我が家のunaもイライラしているな~と思うと、テーブルをこぶしでたたくときがあります。

そんな時、unaも重いブランケット(我が家では古い毛布ですが)をかけてやると、いつの間にかイライラがなくなり、ゴロゴロしながらうとうとします。

包まれている感触は、きっとお母さんやお父さんの優しさにちょっと似ているのかもしれませんね。

 

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