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転園宣告後の次の保育園決定・・・の前に~知的障害児との生活~

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障がい児

みなさんこんにちは。
養護学校に通う女の子、unaと市立の小学校に通う弟、kanaの二児の母、ジンベエパンです。
このサイト、「unatokanato」で二人の日常などを書いています。

 

前回は、転園を宣告された私が、どんな感じで次の保育園を探していたかというお話を書きました。

転園宣告後の保育園探し~知的障害児との生活~
...

今回は次の保育園が決定するお話でしたが、なんだかんだ書いていたら、だいぶその前がながくなってしまったので、今回は決まる前の様子をご紹介します。

市役所に相談

結局20通ほどのメールを個々の保育園に送っても、市役所に相談してくださいという返事だったので、早急に相談しに行くことにしました。

しかし、その前にふとkanaのことも思い出します。

unaの転園のことでも私にとっては大事件なのに、そういえば一緒に入っていたkanaはどうなるんだ?

忘れていたわけではありませんが、unaとkana、セットで転園するのか?

 

つたないパソコン操作で、少しずつではありますが他のお母さんたちの、保育園情報を集め始めてした私はまた一つ不安がよぎります。

それは、待機児童という言葉が世に出始めたころで、保育園はどこも一杯。

お母さんの中には、兄弟が同じ保育園に入ることができなくて、二つの園を掛け持ちしている方がいるという話も聞いていたのです。

姉弟が違う保育園

あの、送り迎えの作業が2倍になる!?

仕事が終わったら2件の保育園に立ち寄る!?

無理ですわ・・・。

そういうところも一緒に相談しないといけないなぁ。

そうメモを取りながら、私は市役所に向かったのです。



またあの人・・・!

市役所の子ども保育課に立ち寄り、声をかけました。
名前を告げると、すぐに担当の方がやってきました。

・・・。あの幼馴染でした。

unaが退院後、再び保育園に通えるか、園長先生たちに見てもらったときにいた、あの幼馴染です。

優しい言葉をかけてくれたのに、余裕がなかった私が愛想笑いで一笑してしまったあのお方です。

インフルエンザ脳症の後遺症で保育園に通えるの?~知的障害児との生活~
...

またこの人か・・・と気まずい感じがする私。

仕方ない。
子ども保育課の人なんだから。

今度は私も前回の愛想笑いの申し訳なさも含め、一段落アップさせた愛想笑いで彼を迎えました。

 





余談ではありますが、
この彼、すごくイケメンです。小さいころから。

すごくモテるとい話もうわさ話で聞いていたし、きれいな奥さんをもらったということも近所のおばちゃんたちから聞いてたし、実家も自営業でお金持ちで・・・。

そんな幸せいっぱいの彼に、この時の私の姿なんて見せたくないんですよ。

子どもが障害児になって、
保育園を続けられなくなった。

そんな姿を見て、どうせ笑ってるんだろ?

と、ここでもまた悲劇の母親気取りですよ。

だって、こんな時余裕なんてないもんね。

当たり前に過ごしていくだろうと思っていたことが、全然自分の予想していなかったことになって、知らないことばかりで、自分のためだけじゃなくて、子どもや家族のことでたくさん、たくさん悩んでてさ。

自分でみつけていい

そんな話はさておいて、保育園探しの話に戻りますが、そのイケメン幼馴染のおかげかどうかはわかりませんが、話はスムーズにすみ、もうすでにいくつかの園がピックアップされていました。

 

これは、みんなunaを受け入れてくれる園なの?

 

メールではそっけなかったのに、思ったより保育園の数が多くて私は少しびっくりします。
そこで、イケメン幼馴染は答えます。

「そうだよ。

unaちゃんを受け入れてくれる、というわけではないんだけど、
障害がある子が以前にいた、あるいは今でもいる園なんだよ。

あとは、ここからunaちゃんとジンベエちゃんが通える園をご家族で見つけていいんだよ。」

見つけていい??

イケメンがきれいな歯をキラキラさせて言うもんだから、つい自分の瞳もキラキラさせて聞き返していました。

細かくいうと、ピックアップされた園から、私が仕事場と家との送り迎えに支障がない距離だったり、雰囲気だったり、園の方針だったり。

そういったことから私(とuna)が、気に入った園をいくつか見つけてから、順番に、実際選んだ園でunaが生活していけるかどうかを話しあいましょうとのこと。




転園で気が付けたこと

私はピックアップしてもらった園の一覧をいったん持ち帰り、検討させてもらうことにしました。

帰宅する途中には、やっと少しだけほっとすることができました。

unaが否定されることを前提に保育園を探そうとしていたんだ。

自分の考え方が違っていたこと、そして自らも今後unaにとってどういう園がいいのか探す見当をつけられること。

その点が少しだけほっとできたことです。

でも、これは私が働いていたので、あくまでも保育園にこだわっていた話です。

働いていないお母さんだって、幼稚園に預けたいだろうし、療育の通所施設だって利用できるんです。
なので、私が働いていなくても、保育園にこだわらなくても、障害があるとわかった時点で

その子にどんな助けが必要か

を一緒に探すことが大事なんだな、と今は思っています。

うわべだけ、見た目だけで世間から違う!!とレッテルを貼られてしまう。
当時はそんなことが怖かったように思います。
だから、いろんな道を選ぶのに躊躇してしまっていたんですね。

 

転園の宣告をされた時には悔しさ一杯でしたが、保育園の転園ということをきっかけに、私も正面からunaの障害について向き合おうと思えました。

また、転園先の保育園でもいろんな体験ができました。

当時は辛くてたまらなくても、振り返れば

結果オーライ

なんです。

 

さて、今回もだいぶ長くなってしまいました。
やっと・・・次こそ保育園が決まったお話を上げられるかと。

でも、いろいろお伝えしたいことがあるからスムーズにいくかしら?
寄り道したら、それもまた(ついででいいので)読んでいただけると、日々の励みになります。

 

今回も最後まで読んでくれてありがとう。
読んでくれた方たちにも、結果オーライの神様がついていますように^^

 

 

 

 

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