ジンベエ
こんにちは。
養護学校に通う女の子、unaと市立の小学校に通うっている弟のkanaの2児の母、ジンベエパンと申します。
養護学校に通う女の子、unaと市立の小学校に通うっている弟のkanaの2児の母、ジンベエパンと申します。
unaは2歳の時にインフルエンザ脳症を発症し、その後遺症により知的障害、身体障害(体幹障害)というハンディキャップを持っています。
知的障がいは、unaの能力的な成長を未だ2歳のままでとどめており、脳の言語野にも障害を受けたため上手に話すことはできません。
親指LOVE
そんなunaさんは赤ん坊のころから指しゃぶりをしていました。
「あたい、眠いの」
「あたい、お腹空いてる」
「あたい、なんか不安っス」
「暇なのーつまんないのー」
といったときに、親指を
チュパチュパチュパチュパチュパチュパ・・・・。
その姿をみていると、つい
ジンベエ
私の乳より吸い付いているやんけ・・・。
と眉毛八の字で眺めていたのですが、ある時
これはいつか自然にやめるのだろうか・・・
と不安が胸をよぎりました。
やめませんでした
成長につれてやめるかなー、なんて呑気に構えていましたがunaは一向にやめる気配なし!
ちょっと心配になり、通っていた療育の心理士さんに相談すると、
「指しゃぶりは
安定剤といっしょだからねー。無理にやめなくてもいいよー。」
と。
でも、定期検診で訪れた歯医者さんには
「続けてると、歯並びに影響するからねー。
早めにやめたほうがいいよー。」
って。
こんな両極端に意見が分かれてしまうと、親としても悩んでしまいますよね。
ちなみに養護学校の先生にも相談してみました。でも、学校の先生の答えも
ちなみに養護学校の先生にも相談してみました。でも、学校の先生の答えも
「意見が二つに分かれていますからね。難しいですね。」
とのこと。
ますます悩んでしまうジンベエでした。
やめさせましょう
でも、やめさせる方向にもっていくことはできます。
究極は、指をしゃぶってしまう原因心理的、環境的なことがわかれば、その原因で指をしゃぶらないようにすればいいのです。
お腹がすいてしゃぶってしまうなら、しゃぶる前に空腹を満たしてあげる。
眠いなら、安心して眠れる環境を作ってあげる、とか。
眠いなら、安心して眠れる環境を作ってあげる、とか。
でも、忙しい母はすべてがすべてその原因に対処はできません。
眠くてぐずるくらいなら、指しゃぶっててちょうだい。
と思うことさえありますから^^;
保育園の時には、先生に
「ほかのものに気をそらせる」
ということを教わりました。
指をしゃぶりそうになったら、言葉をかけつつ(ほら、この絵本みて!おもしろそう!など)しゃぶろうとしている指をそっと離す、という感じでした。
お、これなら私でもできるかな、と思い実践してみたのです。
指をしゃぶろうとするunaに
「今日は何のごはんがいいかなー?」
と、レシピ本に載っているおかずなどを見せながら指をそっと外してみました。
しかし、お腹がすいているときには全くの逆効果。
なにっ!ご飯か?もうご飯なのか?
と口をパクパクつばめのひなですよ。
眠くなった時には、うとうとしているunaからそぉっと指を外そうとします。
しかし、きっとunaにはおねむスイッチがそこについているんだと思います。
しかし、きっとunaにはおねむスイッチがそこについているんだと思います。
なぜなら、指をどんなにそぉっと外しても、外したとたんに
ばちこーんっ(目が開く音)
と目を覚まします。
仕方がないので、
仕方がないので、
「申し訳ありませんでした。」
と指をもとに戻す始末。
いろいろと試してみたんですよ
しかし、指しゃぶりを続けると悪影響もあると言います。主に歯並びが悪くなり、活舌や発音にも影響してくるということ。
ここで、できれば辞めさせてあげたいと思うのは親心。
乳児ならまだしも、もう小学生のunaなら心理的なことは後でフォローしてやっから、ととりあえず指しゃぶりを辞めさせる方法をネットで調べてやってみたのです。
乳児ならまだしも、もう小学生のunaなら心理的なことは後でフォローしてやっから、ととりあえず指しゃぶりを辞めさせる方法をネットで調べてやってみたのです。
そこで出てきた方法で
・指にからしをぬる
・おっかない顔を書いてみる
・ばんそうこうを貼る
などといった都市伝説のようなものを試してみることにしましたよ。
その結果、なんとunaの場合は
全滅
なかなか手ごわい強敵だったのです。
からしをぬる
しゃぶる指にからしを塗ってみましょう。
ということで、さっそくチューブの練りからしを付けてみました。
→あちこちについて汚れる。
しかも、unaはこれをなめた後、どんなに辛くても耐え抜くという強靭な神経をお持ちのようで結局塗っていてもしゃぶるものはしゃぶる。
なので断念。
おっかない顔を書いてみる
→絵心のまったくないジンベエが書いた顔ではまったくおっかなくない。
(この時ほど、絵心のなさを悔いたことはありません)
ばんそうこうを貼る
→ちょっと口に違和感を感じていたようだが、そのうち器用に口でむしり取ってペッて吐き出す。
以上、unaにはまったく効き目のないことばかりで、じんべえ心折れました○| ̄|_
最後の手段
そこで、いろいろネットで調べて行きついたのは
「苦いトップコートを塗る」
でした。
「苦いトップコートを塗る」
でした。
なぬっ。トップコート?
これ、爪にぬりぬりすると、チュッパーした時に相当苦いようで、
「うちの子はこれで指しゃぶりやめられました♪」
なんてコメントもちらほら載ってて。
これは!!!
と思ってさっそく購入し、unaの指に塗ったのです。
これ、爪にぬりぬりすると、チュッパーした時に相当苦いようで、
「うちの子はこれで指しゃぶりやめられました♪」
なんてコメントもちらほら載ってて。
これは!!!
と思ってさっそく購入し、unaの指に塗ったのです。
さぁーなめてみろ!と陰でドキドキしながら様子を見ていると、
una、何も知らず指をチュパ・・・
una、何も知らず指をチュパ・・・
すると、
なんだこりゃ・・・・・!!!!!???
という顔をして、急いで指を出したので
いいぞ!そのまましゃぶれ!いや、しゃぶるな!なんて
複雑な気持ちで見ていたんですが
unaはそれでも
「おえっ」
とえづきながらもチュパチュパ。
また
「おえっ」
となるもチュパチュパ。
いいぞ!そのまましゃぶれ!いや、しゃぶるな!なんて
複雑な気持ちで見ていたんですが
unaはそれでも
「おえっ」
とえづきながらもチュパチュパ。
また
「おえっ」
となるもチュパチュパ。
ジンベエ
そこまでして吸いたいか・・・。
そんなに自分と戦う?
とジンベエ違う意味でちょっと関心してしまいました。
とジンベエ違う意味でちょっと関心してしまいました。
・・・。結局今のところ何してもunaの指はお口に入っていきます。
体は9歳(いやかなりそれ以上)だけど、
心は2歳。
そんなunaにはまだ安定剤として必要なんでしょう。
かなり減ってきてはいます。
体は9歳(いやかなりそれ以上)だけど、
心は2歳。
そんなunaにはまだ安定剤として必要なんでしょう。
かなり減ってきてはいます。
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と、以前はここまで書いて良しとしていたのですが、
最近unaのかみ合わせに異常が出てきてしまいました。
多分このせいで、
・発音しにくい音がある。
・前歯で噛みちぎることが苦手
なのでは?
と、学校の先生に指摘されたのです。
今月学校の歯科検診があるので、その時に先生が歯科医に相談してくれることになりました。
その結果によっては、強制的な指しゃぶりの停止。
そして
歯科矯正
となるかもしれません。
歯科検診終了後の先生からの報告を待つこととします。