みなさん、こんにちは。
ジンベエパンです。
今日はちょっとシンプルな書き出しにしてみました。
さて、前回やっとこさ保育園が決まったお話をしました。
今回からは、通っていた保育園の最後の日と、新しい保育園での生活を書いていこうと思います。
最後の登園の日
決まった保育園には次年度(4月)から通うことになったので、それまではまだ前の保育園に通っていました。
何事もなく、今までと変わらない先生や他のお母さんたちとのお話などで毎日が過ぎていきましたが、なぜか、園長先生とは目が合わせられなかった。
園長先生には笑えなかったんです。
子どもっぽいことだけれど、でも心のどこかで悔しい!き~っ!って言ってる自分がいました。
でも、園の判断は間違ったことは言っていません。
でもね、だからこそ余計悔しかったんだと思います。
本当に、私は子どもっぽいところが抜けてません。
そして、最後の登園日。
お迎えに行くと、クラス担任の先生がみんな残っていてくれました。
kanaも転園が決まったので、kanaもこの日が最後。
kanaのクラスの先生は、私が部屋に入るともうすでに泣いていました。
寂しくなっちゃいますね
そういって、鼻水を拭いていました。
悔しい思いをして転園するのに先生に泣かれると、こっちもなんだか目が熱くなってきちゃうじゃないか。
担任の先生たちは悪くないのにね
(いや、誰も悪くないんだけどね)
とか思いながら早々に荷物をまとめながら先生たちにごあいさつをして、玄関を出ようとした時でした。
unaちゃん!!!
振り返ると、由紀先生でした。
由紀先生とは?こちらに書いてあります↓
由紀先生は、ニコニコの笑顔でunaに近づくと
また会おうね
とunaの前でひざまずき、手を握っていました。
・・・・。
・・・・。
どれくらいの時間だったか定かではありませんが、とても長くずっと、ずっと握っていました。
他の先生が、促すように由紀先生の肩をたたくと、やっとその手を離したのです。
それでは、さようなら
今までありがとうございました!
最後に頭をさげて、ほとんどの先生が見送ってくれた玄関を出て、車にkanaを乗せ、unaを乗せると、誰かがこちらに走ってきます。
・・・誰だ?
園長先生とかだったらやだなー、忘れものでもしたかなーと近づいてくる人を見つめると、
・・・見えてきました。
そう、あの由紀先生です。
由紀先生がまた走ってくるではないですかっ!!!
息を切らしながら由紀先生は言います。
最後に、もう一度unaちゃんを抱きしめていいですか?
(ドラマかい!←前にも聞いたことがあるセリフ)
とびっくりおののきながらも「ど、どうぞ」と頷くと、由紀先生は助手席に乗っていたunaをぎゅっと抱きしめていました。
ワンワン号泣しながら。
unaちゃん、ごめんね。
離れたくないよ。
そんなにまでunaのことをかわいがってくれてたのか、という驚きと由紀先生を謝らせてしまうことに、動揺を隠せない私。
ヤバい、ヤバい。
このままでは、私もここで泣きそうだぞ。
涙が出そうなのを必死にこらえて、由紀先生にも最後のお別れを言いました。
それじゃ、本当に さようなら
由紀先生も鼻水べちゃべちゃの顔でしたが、笑ってそう言ってくれました。
帰り道、家路に車を走らせながら、私も号泣しました。
kanaがそんな私にびっくりして泣き出すほど。
それでも、この日は家に着くまで泣き続けました。
こんなにいい先生と別れなければいけないなんて。
こんなにも愛されてたなんて。
またまたいろんなことが悔しく思えて泣きました。
本当にありがとう。
由紀先生。担任の先生方。
新しい保育園
そんな、感動的なお別れをしても、4月になれば次の保育園に通います。
私とunaとkanaはちょっと緊張な面持ちで初日の保育園に行ったことを思い出します。
新しいといっても施設が新しいわけではなく、むしろ歴史を感じる建物。
3階建ての建物で、2、3階は母子寮になっていました。
園庭もそんなに広いわけではないのですが、門から園庭に入り教室に入るまではほとんど段差がありません。
(そのおかげで雨が降ると廊下が水浸しになるのが困りもんでしたが)
そして、裸足保育だったため、上履きに履き替えるということもなかったので、その点では以前と比べるとだいぶ楽になりました。
弟のkanaも2歳になっていたので、一人で歩くようになっておりその点でもかなり負担が減ったように思います。
ちなみにですが、una自身は病気にかかる前から歩行が遅く、大学病院で理学療法(PT)を受けていたのですが、その途中でインフルエンザ脳症になったので、病気にならなかったらどれくらいで歩き始めたのかわかりません。
なので、kanaの成長が私にとっては初めての経験で、歩き始めるのも、言葉をしゃべりだすのも、弟によって知らされました。
unaのことであまり構ってあげられなかったので、こりゃ自分から動くしかないと思ったんでしょうね。
教えたわけではないのに、気が付けばできていたということが多く、そのたびに
こんな親を助けてくれるええ子や
と感動していました。
この時は、unaがいける保育園が見つかったこともそうですが、kanaも同じ保育園に入れるということで心底ほっとしたのを覚えています。
このころから、kanaが歩いて、unaがベビーカーに乗ってという登園スタイルに変わっていきます。
unaとkanaとの保育園生活、どんなことが待っていたんでしょうねえ。
その時の様子もまた近くにアップしたいなと思っています。
今日も読んでくださった皆様に
結果オーライの神様がついていますように。