こんにちは。
皆様は花粉症でお悩みではないでしょうか。
この度、我が家のkanaの鼻水、鼻詰まりがひどく病院に行ったところ、血液検査をして花粉症ということが明確になりました!
この時期なので、スギ花粉のアレルギーかしら?なんて思っていたのですが
そんな甘くなかった
スギ、ヒノキの他に、ハンノキ、ブタクサ、イネ科もひっかかっておりました。
まさに
一年中花粉だめやーん!
そんな肩をがっくりおとしているジンベエに病院の先生は優しくお話してくださいました。
「OASにも気を付けてくださいね。」と
OAS(口腔アレルギー症候群)とは
OAS(口腔アレルギー症候群:oral allergy syndrome)はある特定の果物や野菜を食べることにより、口、唇、喉などの口腔粘膜や、その周辺組織にアレルギー症状がおこる総称です。
ある果物を食べると、口の中がイガイガしたり、喉がかゆいような感じがしたり、唇が突っ張ったような感じになったり、そういった症状が起きる食物アレルギーです。
そして、このOASの多くは花粉症に合併します!
なぜ、花粉症がOASと関係あるのか。
それは、花粉症となる原因物質と似た物質が果物などの食物に含まれているからと言われているからなんですね。
花粉症の時期と気を付けたい食べ物
花粉の種類 | 花粉飛散時期 | その時期に注意したい食べ物 |
スギ
ヒノキ |
1月下旬ごろ~5月初旬
3月初旬ごろ~5月中旬 |
トマト |
ハンノキ | 1月中旬ごろ~5月初旬 | バラ科(リンゴ、もも、ナシ、ビワ、サクランボ、イチゴ) ウリ科(メロン、スイカ、キュウリ) 大豆、キウイ、オレンジ、ゴボウ、山芋、マンゴー、アボカド、ヘーゼルナッツ(ハシバミ)、ニンジン、セロリ、ジャガイモ、トマト |
シラカンバ | 4月初旬~6月初旬 | バラ科(リンゴ、もも、ナシ、洋ナシ、スモモ、アンズ、サクランボ、イチゴ) ヘーゼルナッツ(ハシバミ)、クルミ、アーモンド、ココナッツ、ピーナッツ、セロリ、ニンジン、ジャガイモ、キウイ、オレンジ、メロン、ライチ 香辛料(マスタード、パプリカ、コリアンダー、唐辛子) |
オオアワガエリ カモガヤ |
4月下旬~11月初旬ごろ | メロン、スイカ、トマト、ジャガイモ、玉ねぎ、オレンジ、セロリ、キウイ、米、小麦 |
ブタクサ | 7月下旬~11月初旬 | スイカ、メロン、ズッキーニ、キュウリ、バナナ |
ヨモギ | 7月下旬~11月初旬 | ニンジン、セロリ、レタス、ピーナッツ、栗、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ(ハシバミ)、ヒマワリの種、ジャガイモ、トマト、キウイ 香辛料(マスタード、コリアンダー、クミン) |
OASの主な症状
食物摂取後15分以内下記のような症状が出てきます。
全身・・・蕁麻疹などの皮膚症状、気管支喘息の症状、時にアナフィラキシーショック
局所・・・口や唇などの口腔粘膜に、かゆみやピリピリ、イガイガする症状、腫れる感じ
予防と対策
原因食物との交差性のある花粉の飛散時期に、発症・悪化します。そのため、花粉散時期は花粉対策も合わせて行いましょう。
花粉アレルギーを抑えることも食物アレルギー感作の予防になります。
原因となる花粉が飛散する時期、どんな樹木や草なのかをまずはっきりさせて回避することが大事です。
アレルギー症状が出ることを予防するため、飛散の多い時期は外出を控える、窓、戸をしめて花粉を中に入れない、外出時にマスクやメガネを使うなどすることを心が下さい。
また、OAS症状の原因となる食物はなるべく避けたほうがいです。
最後に
たかが花粉症、などと思っていたらこんなOASとの関連があったので驚きです。
フルーツなどはつい食べてしまうようなものが多いし、今までは普通に食べていたのでちょっと怖くなりました。
すべてがすべてOASとなるわけではないのでしょうが、いつ発生してもおかしくないもの。
様子を見ながら、花粉アレルギー症状を出さないように、マスクをつけて外出することをkanaとも約束しました。