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転園宣告後の保育園探し。保育園は決まったのか!?~知的障害児との生活~

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障がい児

みなさんこんにちは。
養護学校に通う女の子、unaと市立の小学校に通う弟、kanaの二児の母、ジンベエパンです。
このサイト、「unatokanato」で二人の日常などを書いています。

 

転園する保育園を探して、市役所に行き、障害のある子どもでも保育園に行けることがわかりました。

そしていくつか、以前に障害のある子を見てきた園、あるいは今実際に見ている園を紹介してもらったのです。

その中から、私は仕事場に近いそして実家にも近い園3つを選び、見学に行くことになったのです。


保育園見学

一つは、職場から一番近い保育園。

比較的新しい、きれいな保育園でした。
駐車場も広くて、送り迎えは楽そ・・・・・。
こ、これは・・・・!!

そう、そこには駐車場から出て、門を入るのに5段ほどの石段がありました。

そんなに高くない石段ではありますが、unaにとって階段は天敵。
いや、私にとって天敵であります。

保育園の教室に入るまで、お布団をもって、una&kanaを抱えて登るにはとても、とても高い壁・・・。

いや、階段。

中に入ってみる間もなく、ここは諦めました。

門といえども、階段があるのです。
階段のことで、以前の保育園の継続を断られた私にとって、もう階段がある保育園に入れる勇気はありませんでした・・・とほほ。

二つ目。

職場からは少し離れるものの、実家に近い保育園。
30年も前にできた、古い保育園でした。

車に乗ったまま、外観をのぞいてみましたが、入り口に階段もなく、これならunaを抱えてでも入れそう。

さて、車をとめて中に入って・・・
なんだこれは・・・!!(2回目)

古い保育園だったからか、駐車場がありませんでした。路駐しようにも、細い道なので真っ赤な大きな字で
ここには車を停めないでください

の張り紙が・・・。

職場に向かう途中の保育園とはいえ、車で15分かかる場所にあるここに、子ども二人抱えて歩いて来いと!?

またもや諦めモード。


最後の希望

最後の園は、職場からは離れているものの、実家には近い場所にあります。
もう、ここがダメだったらまた振り出しに戻るです。

この前の、あの安堵はなんだったんだろうと落ち込む毎日が目に見えます。

どうしても、次の保育園で決めたい!!!

願うようにしてむかった保育園です。

そこは、やはり駐車場がなかったのですが、ご近所の方の理解により少しの間なら駐車していいよ、と了解が得られていました。

もう後がない私は、保育課のあのイケメンの彼に話をして、もうここで決めたいと泣きついていたので、すでにunaを連れてくるようにも言われていたのです。

不安と願いに似たような気持ちで園に入り、「せんせいのおへや」と書かれたガラス戸を引きました。

連れていかれるuna

こんにちは!いらっしゃい、unaちゃん

満面の笑みで、ある先生がunaを迎え入れてくれました。
え?え?と驚いている私のことなど目に入らないかのように、

unaちゃん、保育園の中、探検してみる??

とunaの手を引き奥へ行ってしまったのです。

何が起こっているのかわからずぼーっと立っている私の前に、またあいつ・・・いやあのイケメン保育課の幼馴染が出てきました。

「奥で話そう」(ニコニコ)

肩をたたかれ、はい、と奥へ入りました。
こうして、初めて来てみた保育園でやっとお話するところまで持っていくことができたのです。

園内探検先生!

奥には、園長先生と、女性の保育士さんがいました。
最初にunaの当時の状況を話し、できること、できないことを細かく説明しました。

その時の園長先生の顔は、難しそうな顔をしていましたよ。
私が話すことに、ふんふんとうなづきながら、赤鉛筆で何か書いている様子で、そのたびに眉間にキュッとしわが寄っていましたし。

一通り、こちらの話が済んだ時に、unaが戻ってきました。

unaはニコニコ、機嫌がよさそうでした。

「さて、unaちゃんなんですが、ここでは・・・うーん。」

園長先生が話し出すと、一気に緊張が高まります。
だめか?だめなのか?

次の言葉をごくりと唾をのんで待っていた時に、unaはあのイケメン幼馴染にタッチして!と手を伸ばしたり、手をつないだりしています。
こんなときに、イチャつくんじゃない!

と私は鬼のような形相でunaをにらみましたが、unaにはそんなこと効くわけがありません。
ふと、困ったような表情の園長先生に、視線を戻し次の言葉を待っていた時でした。

「大丈夫ですよ、unaちゃん。とても人懐こい、いい子ですね。」

そう言っていくれたのは、着いたとたんにunaの手を引いて園内探検に出ていた先生。

そこにいた大人たちの視線が、一斉にその先生に向けられると、先生はニコニコしてunaの手を握りながら続けました。

「unaちゃんが、安全に生活できるように、変えていきますよ。大丈夫。」

実は、後から聞いた話によると、この保育園も当時の園長先生が移動になり、次年度にはこの園内探検先生が次の園長になることが決定していたそうです。

園内探検先生は、次に園長になることをしっていたので、受け入れることを現園長先生にすすめてくれたのでした。

そんなことは知らない私は、

なんていい先生なんでしょう

と感激しきりでした。

イケメン保育課も

「unaちゃんは人あたりがいいから、うまくやっていけるよ。」

と言ってくれたりするもんだから、こいつ、いいことも言うもんだなと、初めて心の底からの笑みを返すことができたのです。


決まりました!

こうして、やっと保育園がを決めることができました。

(次期)園長先生と、unaの人懐こい性格のおかげで入園できたようなものです。

次回の入園説明会の予定を聞き、その日はもう帰ることになりました。

さあ、帰ろうとunaの手を引き「せんせいのおへや」のドアを開けたときです。

まってるね~!!

園庭で遊んでいた子どもたちの何人かが走って寄ってきてくれました。
園内探検に出ていた時に、この子どもたちのクラスにunaが遊びに行ったようです。
その時に、先生がすでに

「unaちゃんが4月からここで一緒にあそびますよ」

と紹介してくれていたらしいのです。

unaよりも小さい子が、unaに向かって手を振ってくれてる。

私には初めての光景です。
涙腺崩壊寸前です。

今まで、あの転園を宣告されてから、今日まで世の中の悲劇を一人で背負っていた気分の私でしたが、初めて、unaにしてくれたことで素直に感激できました。

まだ少しでも自分に素直さが残っていて本当によかった・・・。

さあ、4月からは新しい保育園でも生活が始まります!
(あ、後日談ですが、kanaもめでたくここの保育園に入れることができました!)

今回もやはり長くなってしまいましたね。
拙い私の文章を読んでいただいて本当にありがとうございます。

今日も、読んでくれた方たちに結果オーライの神様がついていますように^^

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コメント

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